みなさんこんばんは。下関店伊豆元です。秋の果物といえばいろいろとありますが、今回は「柿」についてご紹介いたします。

柿はご存じの方も多いかと思いますが、甘柿・渋柿があり、渋柿の渋味の正体は、水溶性のタンニンです。口の中で溶けるため、渋味を感じてしまいます。甘柿も幼果のころは渋味がありますが、実が色づき熟してくると、タンニンの性質が水溶性から不溶性へと変化するので、口の中で渋味を感じなくなります。

渋柿も渋抜きをするか、干し柿にするとおいしく食べられます。

また、柿にはいろんな効果もあることをご存じですか？悪玉コレステロールを減少、美肌効果、免疫力向上、整腸作用…またビタミンCが柑橘系の果物よりも豊富に含まれています。ビタミンCは血管や皮膚、骨を強くする、風邪の治りを早くする効果もあります。過ごしやすい季節になってきた分、これからはいろんなウイルスも流行りだす季節になってきます。ビタミンCをしっかりとりましょう。

ただ、カラダに良いからといって柿の食べ過ぎに注意しましょう。腹痛やカラダを冷やしたり、柿胃石ができる恐れがあります。多くても1日2個程度にしておきましょう。